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2006年3月 2日 (木)

ウッドデッキ

阿伊です。

前回、ウッドデッキの基礎コンクリートの話が少しでましたが、今回はその話を少しします。

ウッドデッキの基礎工事。プロの仕事としては一般に基礎石と呼ばれるものをコンクリートで固定して、その上に柱を載せます。

が簡単にするには30センチ角のコンクリート平板を使えば簡単では・・・と思っています。実際私自身使った事はありませんが、もしかしたら平板が割れるかな・・・という懸念は多少あります。がそれはあくまでもDIYだと割り切って考えてもいいのではないかと思います。

2006年3月 1日 (水)

水盛遣方

阿伊です。

水盛遣方(みずもりやりかた)という言葉があります。建築関係の見積書などで目にした方もあるかと思います。文字どうり水を盛ってやり方を出すということですが、具体的にどういう事かというと、・・・

外構工事に限らず建築の際に大事な事の一つに『水平』があります。物を設置したり柱を立てたりするときに なくてはならない基準点のひとつです。この水平を出す仕事のことを『水盛遣方』と言い、その道具が『水守缶(みずもりかん)』です。勿論、光学式のハイテク機器ももありますが、今回はこの水盛缶について書きます。

例えば、ウッドデッキを作る際の柱を立てる時、基礎をコンクリートで作ります。その基礎には柱が乗るので、当然その天端はおのおのが水平に統一されなければなりません。当たり前のことですが、水平でないと 出来上がったときにガタついたり 傾いてしまいます。このときに利用するのが『水盛缶』と呼ばれるものです。

水盛缶はずん胴の高さ50センチ位の缶の下に開けた穴に透明のビニールホースを差込み水を入れます。缶の水面とホースの水位は常に同じですから あらかじめ決めておいた複数の位置にホースだけを持っていき印をつけます。そしてこの点(印)をそれぞれつなぐとそれが水平をあらわすことになります。簡単でしょ。

ずっと昔から用いられている方法ですが、かなり正確です。一度、DIYで庭造りをされている方が ペットボトルで作った水盛缶のHPをみたことがありますが、今回ご紹介しようと思いながら再度見つけられませんでした。ゴメンナサイ。

庭師の道具・・・イラストが判りやすいですよ。

DIY-TOWN・・・水盛缶の高級品でしょうね。

2006年2月25日 (土)

ツバキ4

阿伊です。

ツバキ中々次に進めません。

2006年2月24日 (金)

ツバキ3

阿伊です。

植物のすべてですが、中々一つの法則に当てはめるのは難しいものです。

2006年2月23日 (木)

ツバキ1

阿伊です。

ツバキはサクラやウメとともに、日本を代表する花木で万葉の時代から日本人に親しまれてきました。江戸時代には多くの品種が出来栽培も盛んになりました。

ツバキ科常緑低木~高木。原産は日本、中国、東南アジアで、18世紀初頭にはヨーロッパに渡りこの花の美しさはたちまち人々を魅了します。小説「椿姫」の作者アレクサンドル・デュマが生まれたのが1824年、椿姫ヴィオレッタのモデルとなったマリー・デピュレシスの生まれが1824年。そしてベルディのオペラ初演は1953年です。19世紀のパリではすでにツバキは美しさの象徴だったのですね。ちなみにデュマの小説の原題は『椿を持つ女』です。

本題に戻ります。ツバキは大きく ヤブツバキ系、ユキツバキ系、ワビスケ系、トウツバキ系、その他の種間雑種に分けられる。

2006年2月22日 (水)

サザンカ

阿伊です。

サザンカ、山茶花、ツバキ科の常緑広葉低木。

サザンカの散るときは花弁(花びら)が一枚づつハラハラと散るのに対し、ツバキは花一輪ごとにポトリと落ちるので見分ける事が出来る。

利用方法としては、生垣が一番多いのではないだろうか。これまでも、随分沢山の生垣を計画し、施工してきたように思える。他の樹木、例えばカイヅカイブキ、やベニカナメに比較しても多いような気がします。

その理由としてはとりもなおさず、花が咲くというのがその第一です。冬枯れの遅い時期、周りに花が少なくなってきた時期に一人頑張って咲いている姿には少なからず感動します。けなげでさえあります。しかも、一月から二月、場所によっては三月になっても咲いているものがあり、その生命力のたくましさに脱帽です。

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宝あわせ

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2006年2月21日 (火)

ウメの花色と大きさ

阿伊です。

梅の3系統を簡単に説明してきましたが、これらの性質とは別に、葉の形の変異や斑入り、あるいは、本来の枝の色のほかに赤、黄、緑などの2色または3色が枝にすじとなって現れる「筋入り」短く転々となる「錦性」など、変わりものが沢山あってその範囲は広い。

ウメの花色と花の形。

ウメの花の色は沢山あって更にそのつき方も又様々なので、それを分類したのが以下の各項目です。

  1. 本紅(ほんこう)・・・つやのある明るい紅色。
  2. 移り白(うつりしろ)・・・蕾はピンク開花すると白になる。
  3. 移り色(うつりいろ)・・・蕾はピンク、咲き始めは淡いピンク、満開になると白に変わる。
  4. 移り紅(うつりべに)・・・蕾は白、開花すると紅色になる。
  5. 絞り(しぼり)・・・絞り染めになるもののほかに、半染めや吹きかけ絞りのものもこれに含まれる。
  6. 口紅(くちべに)・・・花弁の縁が紅色で、花芯部が淡色になるもの。
  7. 底紅(そこべに)・・・花弁の縁が白か淡色で花芯部が紅色。つまり、口紅とは逆の配色。
  8. 裏紅(うらべに)・・・花弁の裏が紅色で表が白か淡色のもの。
  9. 覆輪(ふくりん)・・・紅色の花弁の縁が白か淡色のもの。

ウメの花の大きさの呼称。花の大きさは花径で分類。

  1. 極大輪・・・花径4センチ以上。
  2. 大輪・・・・・花径4~3センチ。
  3. 中大輪・・・花径3~2.5センチ
  4. 中輪・・・・・花径2.5~2センチ
  5. 小輪・・・・・花径2~1.5センチ
  6. 極小輪・・・花径1.5センチ以下。

2006年2月20日 (月)

ウメ>豊後系

阿伊です。

  • 豊後系。枝の発生は粗くてやや少ないが、太くて節が高い。葉は大型の丸型で、普通、表面に短毛を租生する。花は大きく、がく片は反り返り、かつ、がく筒が壺型になっている。

豊後

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なお、この豊後系を、豊後性、杏性(杏性)、摩耶性(まやしょう)等に分けることもある。

2006年2月19日 (日)

ウメ>紅梅系

阿伊です。

ウメの三系統のうち次は紅梅系です。

花の色がたとえ白くとも枝の外皮がどんな色であろうとも、枝の切断面が紅色ならば、すべて紅梅系と呼びます。

  • 紅梅性(こうばいしょう)・・・花は明るい紅色。若枝の表皮はあまり濃く着色せず、時には緑色のもある。大盃、玉光、東雲、緋の司、鹿児島紅、など。

大盃の花

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玉光枝垂

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緋の司

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鹿児島紅

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  • 緋梅性(ひばいしょう)・・・紅梅性より概ね色が濃い。深い紅色から黒味を帯びた紫紅色のもある。枝や幹の切断面は紅梅性より一段と紅色が濃い。鴛鴦(えんおう)、緋梅、紅麒麟、等。

鴛鴦

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小輪緋梅の蕾

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  • 唐梅性(とうばいしょう)・・・花の紅色が日がたつにつれ、しろくなる。又、花弁に赤い筋が脈状に出てくる。唐梅。

唐梅の蕾

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2006年2月18日 (土)

ウメ>野梅系

阿伊です。

梅が咲き始めました。早咲きの玉牡丹もきれいに咲いています。殆ど満開です。ウメの3系統をもう少し詳しく記述します。

野梅系・・・原種に近い丈夫な系統で、紅色でも枝の切断面が紅色ではない。枝の数は多いが細く、葉は小形である。

  • 野梅性(やばいしょう)細い枝が沢山出る。花は香り高く、一重と八重咲きがあり、変異性に富み、枝垂れ性もある。品種ととしては、野梅、一重寒紅、玉牡丹

野梅の盆裁です。0602080002_1

一重野梅の新芽060218_0148_2

一重寒紅060218_0139

玉牡丹060211eos034_1

  • 難波性・・・葉は丸く、枝は細いが節が高く、挿し木で発根するものが多い。
  • 紅筆性(べにふでしょう)・・・蕾が筆の先のように尖っていて紅色になる。紅筆、内裏等。

紅筆の蕾

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内裏の蕾と花

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  • 青軸性・・・蕾が緑色がかった白色。枝は緑色で花は青白色。緑萼、青軸等。

青軸の新芽

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緑萼枝垂の蕾

060211eos011 060223114 緑萼枝垂の花

  • 難波性(なんばしょう)・・・葉は丸く、枝は丸いが節が高い。

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